創発を意図的に起こすことは出来ないが創発が起こる条件多様性と複雑性は観察可能である。また一方で創発を阻害する条件も解明可能です。
心地よく人々を創発に誘うことで人やコミュニティの活性化に貢献し人の成長や地域や組織の問題の自立的解決を支援します
自分と言うしがらみを解くということ。
私たちは無意識のうちに。しがらみに自分を縛り自分の視野を自分で狭めて行き場を見失っている。
自分の自分 の 進む べき 方向 や 目指し たい 未来像 を 探索 する ためには。今の多層な自分のしがらみを知り解きほぐす必要があるのです
そこで現在の日本、および各地域が抱える問題点をコミュニティの問題を複雑系科学の社会ネットワーク理論認知科学を用いて演繹的に帰結させることで解決の方向性を考察、提案し実践します
「コミュニティ」の定義
マッキーヴァーのコミュニティとは・・・個人とその興味がおりなす社会的関係全般であるという
本来的に自らの内部から発し(自己の作る法則の規定する諸条件のもとに)、活発かつ自発的で自由に相互に関係し合い、社会的統一体の複雑な網を自己のために織りなすところの人間存在の共同生活のことである。社会的統一体とは言語、生活様式、生活圏、行政区分、信仰など様々なレベルや形態で存在している。また、「コミュニティ」自体は安定的に存在するのでなく、自己の変革やライフスタイルの変化に伴い常にその姿、所在を変える。
コミュニティとは、相互に関係し合う人間存在の共同生活であるからネットワーク理論疎通モデルの対象である。ネットワークの知見から言えば、組織には、社会ネットワーク理論である弱い紐帯の強さやシェアードメンタルモデルやトランザクティブメモリーシステムや大阪府立大大学院工学研究科の西森拓・助教授らのアリの群れのエサ集めシミュレーションの研究結果などが重要なのである、産業組織をコミュニティの発展形やコミュニティの一形態と捉えたら、組織活性化の鍵はは、組織構成やマネジャー構成員や中心者リーダーシップの活性ではない。
コミュニティを繋がりで読み解く。
<弱い紐帯の強さ>
アメリカの社会学者M・グラノヴェッターの「弱い紐帯の強さ」という有名な説をご存じの方は多いと思う。
「紐帯(ちゅうたい)」とは文字どおり紐(ひも)や帯(おび)のことではあるが、転じて「二つのものをかたく結びつけるもの」また「 血縁・地縁・利害関係など、社会を形づくる結びつき」という意味がある。(「デジタル大辞泉」より)
「弱い紐帯の強さ」とは『価値ある情報の伝達やイノベーションの伝播においては、家族や親友、同じ職場の仲間のような強いネットワーク(強い紐帯)よりも、「ちょっとした知り合い」や「知人の知人」のような弱いネットワーク(弱い紐帯)が重要である』という社会ネットワーク理論である。もう40年前に発表されたが、SNSが世の中を席巻するようになり再び注目をあびている。
高齢者が増えていく高齢化社会が来て一方情報化社会は新たな格差を生みつつあると僕は昨日書いたのだけどたまたま友人が田舎の老人の情報力について投稿されていたそれは僕の認識とちょっと違う考察だったけどおかげでソーシャルキャピタルとネットワーク理論を想いださせてもらえたこれも、弱い絆の力なのだ。関連しそうなのはSMMとTMSです。簡単に言えばSMMは皆で情報(基本認識)を共有しようというものでTMSは知ってる人を知っているというものだ。認知科学で言えば情報は知識ではない、文脈に照らして情報を活かせる状態が知識ということになるネットを使っていると情報入手には長けるけどSMMやTMSに長けるとは言えない、田舎で現実世界で地に足つけて生活しているご老人はSMMやTMSに長けているから必要な情報もちゃんと入手し情報の知識化が出来ているということなのかもしれない。自説や他説のことをよくスモールtと言うtheory一方専門家が研究を行った成果として構築した理論がラージTTHEORYである。けど、スモールtをラージTで検証するという行為は確証バイアス(信念のそって情報を取捨選択してしまう無意識の活動)を防ぐうえでも大切だよね。
SMMシェアード・メンタル・モデル が「 組織 メンバー 間 の 基本 認識 の 共有」 という メタ 知 だっ た の に対し、 TMSトランザクティブ・メモリー・システム は「 組織 内 の 知 の 分布」 について の メタ 知 で ある。